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  きょうゆうがんぐすいしんぶ
 
かりで
1.共遊玩具の歴史


お父さん・お母さんや特別支援学校の先生から、「市販の玩具には、目や耳に障害のある子供が楽しめる玩具が少ない」との声が寄せられました。
「共遊玩具」は、こうした声にこたえようと開始された取組です。

1990年(平成2年)3月、日本玩具協会の理事会に「『小さな凸』提案」が、提出・採択されました。
これは、目や耳の不自由な子供たちが、障害のない子供たちと同様、楽しく遊べるよう「配慮」が施された玩具を普及させようという提案です。
ここでいう「配慮」とは、プッシュホン式の電話の押しボタン5に付いている「凸」マークのように、製品の表示部に「小さな凸」を付けることで、目の不自由な人も使いやすくなる工夫などを指しています。

また、「『小さな凸』の提案」を推進する担当部会として、「『小さな凸』実行委員会」(現在は「共遊玩具推進部会」)が設けられました。この取組に賛同する各社から同委員会に委員が派遣され、共遊玩具活動が推進されています。(注)

(注)この「『「小さな凸』の提案」は、スイッチの「ON」側につける小さな凸表示にちなんだ名称で、「共遊玩具」の象徴として意味深い名称ですが、一方で、初めて聞く人には内容が分かりにくいことから、2002年に「共遊玩具推進部会」と改名されました。
現在、「共遊玩具推進部会」が中心となって、共遊玩具に関する各種事業が推進されています。



 

 

 

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