子供は私たちが、人類の未来から託された宝です。そして、「おもちゃ」は子供が成長する上で欠くことができない友達であり、また宝物です。おもちゃは、玩具は遊びを通して発達段階の子供の成長に大きな影響を与えると共に、現代の大人には人生の中でのゆとり、楽しみを提供し、より豊かな人生を送るための文化的価値を提供しています。

　日本玩具協会は、消費者に対してこの文化的な価値を提供するために、業界企業が結集して、産業のレベルの向上に努めています。

　見本市事業は東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー」を開催し、新商品を内外に紹介し、玩具業界の社会への発信に努めています。会期の後半はパブリックデイとし、一般に公開し、おもちゃを楽しんで頂いています。

　玩具に基本となる安全基準については、玩具安全マーク(STマーク)事業を確実に実施し、消費者への安心安全を確保しています。STマーク取得商品は実際に全て試験されており、世界でも類を見ない実施状況にあることは日本玩具協会として誇りに出来るレベルです。また、障がいのある子供さんも玩具で楽しめるように、「共遊玩具活動」を推進しています。

　玩具に関連する著作権、知的財産権は産業の価値を高めるものですが、日本企業の知的財産権を保護に努め、侵害商品をなくし、消費者保護に努めます。

　玩具は次世代である子供に直接的に影響を与える力があります。ジェンダーフリーに基づく玩具を提供し、新たな時代を作る子供達の力に貢献したいと考え、日本玩具協会の使命と致します。